僕はいつから、この物語を知っていただろうか・・・
小田急線、登戸駅から、直通の市バスが出ているらしい。
市バス?
期待をせずに待っていて、来た市バスは、ドラえもんバスだった。
外観には不二子作品のキャラが多数描かれていて、車内はドラえもん一色。
つり革・シート・そしてボタン。
30歳になった私だが、昔の金曜日19時時分の自分が帰ってきた。
そう、私は物心ついた時からこの物語を知っていた。
暗記パン
小学校二年生の時だったろうか?
学校で九九を始めた時、このパンの存在には歓喜したものだ。
ノートを写し、暗記する。
そんな事が出来ることに驚いた。
しかし・・・のび太は今5年生だった気がする。違ったか?
それでこの問題か。ゆとりか!
なんて事を考えながら、館内のカフェでフレンチトースト(暗記パン)と、カフェラテを頼んだ。
そして出て来たカフェラテがこれ。
のび太
暗記パンを頼んだ私にのび太のカフェラテが出てきたことは必然だったのか?
暗記パンも、のびラテも、とっても美味しくいただきました。
藤子F不二雄さんは、自らをのび太だと言っていた。
少しドジだけど、何にでも一生懸命取り組む、優しい人だったのであろう。
昔、ごっこ遊びでドラえもんごっこをやった。
のび太役は人気がなく、私もジャンケンに負けたら、仕方なくのび太役をやった。
しかし、大人になった今。
今でこそごっこ遊びの機会はないが、あの時嫌がったのび太の様な人間にならなくてはいけないのではないか?
そう思う。
頭は勉強をすれば良くなる。
人は、いい生き方をしなければ良くならない。
物心ついた時から知っているマンガだったが、30年以上経ってやっと、何か読むことができた気がした。



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