2014年11月5日水曜日

自然との戦い

私は、所謂湘南の出身だ。

しかし、26歳頃まで、サーフィンをしたことが無かった。






「出身は?」

「藤沢。湘南ら辺。」

「あ、だからか〜〜」


私は所謂地黒だ。


その上、小さい時から、外で行われる運動を行ってきた。

夏場の練習が終わると、そのまま、真っ黒になる。


中学の時、初めての海外旅行に行った。

親に言われ、パスポートのコピーをとった時に事件は起きた。


白目、前歯。

それ以外は真っ黒な写真だった。

そのコピー、本人確認としての効力は皆無だった。

そんな私だからか、湘南出身だと言うと、

「だから黒いのか〜。サーファー?」

これを必ず言われる。

うんざりだった。

サーフィンには、相手がいない。

対戦相手、チームメイト。

そんなスポーツする訳無い!

そう思っていた。

26歳頃、ふとしたきっかけでサーフィンをする様になった。

ま、趣味の範囲で。だから下手だ。

しかし、相手がいないと言う気持ちは覆された。

サーフィンの相手は地球だった。


波はいつ来るのか、どんなのが来るのか、誰にも解らない。

そう、地球だけが知っている。

何だか、楽しめそうだ。

そうこうしている内に、初めて5年近くたった。

趣味なので、全く上手くならない。

そして、新たなるうんざりが発生した。

「うまいんでしょ。」と「教えて。」

だ。

湘南出身で、地黒である事は、こんなにも罪深い事だったのか。


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